重税反対統一行動行なわれる 中、南集会で総勢260人が参加('14/03/24)

  3月13日、全国重税反対統一行動が行なわれ、横浜南部民商でも中集会、南集会を行い、総勢およそ260人が参加しました。
 当日はあいにくの雨、横風も強くかなり悪いコンディションの中で行われましたが、中、南とも会場を埋め尽くす参加者が訪れました。
 「南」集会では、各団体の代表者が挨拶を行い、民商からは明石副会長が業者の立場で消費税の理不尽さを説きました。また、「消費税法には付則18条に景気の動向を勘案して増税を停止することができる規定があります。中小零細業者がアベノミクスの恩恵を受けていない今、この制度を活用して増税をやめるべき時です」と強調しました。
 波止場会館で行なわれた「中」集会では、菅沼支部長が発言をし、「過去、消費税の増税を強行した内閣は全て短命です。消費税というものに対し怒りを感じる国民が多くいることを物語っています。安倍内閣もこのまま消費税増税を推進すれば短命に終わるでしょう」と話ました。
 史上空前の税率の引き上げを4月1日から強行しようとする安倍内閣。かつて無い危機の中行なわれた3・13重税反対行動はいつになく熱気を帯びた集会となりました。
 消費税対策は最後の最後まで増税中止を訴え、どうしても払いきれない税金は納税緩和制度を使いましょう。税金に商売を潰されないために、最後の最後まで共に闘いましょう。

初参加の感想
 毎年行なわれる3・13全国集会には、毎回初参加のかたがいます。今回、その感想を聞きました。
 南区で事業を営む方が、今回、南集会へ初参加。 参加を決めた背景を聞くと、
「税金の取り方に大きな矛盾を感じていました。私たち中小業者から絞り取り、大企業には優遇税制を行う。そういったことに反対の意思を示さないといけないと感じました」と語りました。
 「参加してみての感想は」の質問に「南集会は決して大きな規模じゃないけど、全国で行なわれていると知り、民商の大きさを感じました。また、確定申告書の提出と集会を絡めるのは業者の団体らしい、合理的な集会だと思いました」と語りました。  「今後も参加しますか」の質問に「もちろん参加します。今後も税のとり方について、民主的な税制を求めて声を挙げて行きます」と語りました。